2015年
10月
02日
金
10月1日の日経新聞に、公営企業の26年度決算について、全体の7%にあたる215事業で「債務超過」との記事が出ました。負債額が資産を上回る状態とのことです。
新会計基準で、借入資本金を負債計上することとなったため、負債額が増加したそうです。
会計基準では、建設改良のための補助金等も負債計上することになりましが、減価償却に合わせて収益計上するために負債の部に計上しているもので、将来の収益要素です。これも考慮して、実質的な「債務超過」を見極める必要がありますね。
2015年
10月
01日
木
昨日、総務省HPに26年度地方公営企業決算の概要が発表されました。
法適用会社に対して、新会計基準が全面適用になって初年度の決算は、14年ぶりの総収支の赤字でした。
計上が義務化された退職給付引当金のうち、過年度分の費用化など、新基準への移行処理による影響が大きく、特に病院事業に影響が大きかったようです。